【レビュー】BRAVELY DEFAULT II （ブレイブリーデフォルト2）

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今回は『BRAVELY DEFAULT II （ブレイブリーデフォルト2）』をレビューしたいと思います。ネタばれ無しでタイトルの紹介と感想を書いていきます。購入前に気になっている方に是非とも読んでもらいたい記事です。口コミで評判も良いようで以前から気になっていたタイトルなんですよね。前作のブレイブリーデフォルトも過去に遊んでいてすごくハマりました。古き良きJRPGの雰囲気が漂うテイストのタイトルで、前回のオクトパストラベラーとテイストも似ていますね、まさしくおっさんホイホイなタイトルです。

プレー状況：本編クリア済

プレイ時間：60時間ほど

ハマれる人

前作ブレイブリーデフォルトを楽しめた人
昔ながらの古き良きJRPGを求めている人
ジョブやアビリティを駆使して戦略的なバトルが好きな人

良かった点

戦略的で手応えのあるコマンド選択式のバトル
クリスタルを巡る王道ストーリーと愛着が湧くキャラクター達
各場面を盛り上げてくれる印象的な音楽

クリスタルを巡る亡国の王女のストーリー

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ストーリーは世界を災いから救うために、4つのクリスタルを巡り世界を旅する王道のストーリーです。亡国の王女グローリアは世界の安寧を取り戻すべく奪われたクリスタルの奪還を試みます、船乗りのセスやアスタリスクを求めるエルヴィスとその雇われ傭兵のアデルは最初は成り行きでグローリアを助けるのですが、世界の危機を知りクリスタルに導かれるかの如く、世界を災いから救う旅に身を投じるのでした。王道中の王道を感じさせるストーリーは安心感がありますし、非常に分かりやすく頭にスッと入ってきて、ストーリーを理解するのにストレスを感じることはありません。奇をてらったストーリーであったり、伏線を緻密に回収していくストーリーでもないので、遊んでいて疲れないですし、中断期間が出来て久しぶりにプレイしても難無く復帰出来ます。ストーリーの味付けも少し大人向けな感じですね。

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行く先々の街では様々なイベントが待ち受けていて、メインストーリーからサイドストーリーまで幅広くクエストが用意されています。またイベントシーンではカットインの演出が入って表情豊かなキャラたちがフルボイスで物語を盛り上げてくれます。私は英語音声で遊びましたが、半分くらいは聞き取れたので難解な表現も少ないようです、英語を勉強したい人にもオススメです。

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旅の途中では、キャラ同士の会話がたびたび発生します。キャラの性格やキャラ同士の関係が垣間見えて、一緒に旅をしている仲間を感じることが出来てキャラに愛着が湧いてきます。ストーリーが終盤に向かうにつれてこの旅が終わるのが勿体無くてまだまだ遊んでいたくなる、そんな感情を感じることが出来るゲームでした。

洗練されたジョブシステムと歯応えのあるボスバトル

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ストーリーは王道ですが、バトルは骨太で一筋縄ではいかない難易度になっています。雑魚戦でも決してボタン連打で勝てるような内容にはなっていません。ブレイブ(連続攻撃)とデフォルト(防御)を駆使して戦略を考えるわけですが、ブレイブ(連続攻撃)をするためにデフォルト(防御)をしてBP(ブレイブポイント)を貯めるのか、BP(ブレイブポイント)を前借りして一気に敵をせん滅するのかを選ぶことが出来ます。ボス戦では特に多彩で激しい攻撃をしてきくるので難易度は跳ね上がります、場面に応じて攻めるのか守るのか最良な選択をする駆け引きが楽しめます。

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本タイトルの特徴のひとつに豊富なジョブとアビリティが用意されていることと、それらを組み合わせることで、仲間をどのように育てていくのかを自由に考えて成長させることが出来る自由度の高さがあります。アビリティも多彩でそれがバトルの戦略性に幅を与えています。どのジョブとアビリティを組み合わせて戦っていくか、試行錯誤して強い組み合わせを探すのがキャラの成長要素の楽しさに繋がっています。ただレベルを上げるだけではないため、ゲームを飽きることなく進めることが出来ます。ボス戦が短いスパンで発生して数も多いため、ジョブとアビリティを駆使して如何に強敵たちを倒すのかがこのゲームの1番の醍醐味かもしれません。

総評

本タイトルの特徴について紹介しましたが、如何でしょうか。このタイトルこそ古き良きJRPGを今風にアレンジした傑作だと思います。もっと評価されるべきタイトルのひとつですね。たくさんの方に遊んでもらいたいですし、続編に繋がるくらい売れてほしいです。いまいち地味な印象が否めないのはパッケージデザインのせいですかね。。シリーズを知らない人でも気になって手に取りたくなるようなデザインだともう少し印象が変わったのでは、と余計な心配をしてしまいますｗ　下のアートブックのデザインのほうがよっぽど売れそうですよね。