一期一会のGame Blog

遊んだゲームの紹介とプレイした感想だったり攻略内容を記録するブログです。

『Google Stadia』未来のゲームの形?

 

 

先週Google からGameをストリーミングで遊べるサービスが発表されました。様々なニュースサイトで取り上げられたので、ご存じの方も多いと思いますが、アナウンスされた動画を見て気になった点を書き出したいと思います。 

 

プレゼンターはPhil Harrisonさん、過去にPlayStationXboxのビジネスを手掛けた有名人だそうです。Philさんによると下記とのことです。

  • Stadiaはゲームを遊びたい時にどんなモニタでもプレイ出来るとのことでTV、PC、タブレットスマートフォン(Pixcel3、Pixcel3a)で今後遊べるようになる
  • Stadiaを遊ぶためにはコンソール、ディスク、インストール、パッチ、ダウンロードの全てが不要でコントローラと先にあげたモニタデバイスがあれば遊べる
  • ビックでベストなタイトルを世界中に届けるために数百のリーディングパブリッシャーとデベロッパーと動いてる 

 

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企業ロゴにはスクエニバンダイナムコSEGASNKカプコンと日本のメーカも多数参加しているようです。アメリカの大手も軒並みロゴがありますね。

 

 そしてここで、バルダーズゲート3のリリースが発表。しばらく音沙汰がなかったタイトルなので個人的にはこのゲームのためだけにStaida試してみたいです。BG1/2,Icewind Tailとか懐かしいw

BG3を開発しているLarianスタジオの設立者の方の話では、「BG3は誰もが待っている非常に価値のあるタイトル、とても巨大なゲームでLarianスタジオが作れる3倍のサイズのゲーム」とのこと、またStadiaに関してもコメントがあって「Stadiaのとてもクールな点は誰もがが高品質な設定でプレイすることが出来る、Staidaは民主的で誰もがサーバベースでプレイするためプラットフォームの違いが出ない」とのことでした。

 

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話題は変わって、ゲーム品質と回線速度の説明に移っていきます。ベストパフォーマンスには35Mbps必要で4K / HDR / 60fps / 5.1chサラウンドが可能とのこと、最低でも10Mbpsが推奨値になっていてその場合720p / 60fps / ステレオとのことでした。

ゲームはスムーズに始める事が出来て、20年間のデータセンタやネットワークの最適化や構築経験のノウハウがそれを実現している。Staidaは専用コントローラでもサポートされたコントローラでもマウスでもキーボードでもプレイ可能、TVならchromcast ultra、PCやタブレットはchromw ブラウザで提供されるとのことです。ここでも全てのモニタでStaidaを提供していくと強調されています。

 

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次にサブスクリプションの説明になって、Staida PROが発表されます。月額9.99$で4K / HDR / 60fps / 5.1chでプレイ可能とのこと。またロンチ時には Founder's Editionと呼ばれるものが用意されていて、下記がついてくるようです。

  • Chromcast Ultra
  • 限定カラーのコントローラ、追加コントローラは69.9$で3色から選べてわさびカラーとかありますw
  • 3か月分のStadia PRO権利と友達や家族を招待出来るバディパス、ゲームは友達と遊んだほうが楽しいよねとのこと
  • 好きなStadia Nameを作れる、早いもの勝ちってことですかね
  • Destiny2を完全に遊べる、これはStadia PROの一部

全て揃えると300$のところを129$で販売、時期や数量に限りあるよ。最初は14カ国でスタート、ハードワークして2020年には拡大予定。もちろんシンプルに好きなゲームだけ買って遊ぶこともも可能、Stadia Baseって呼んでる。ProかBaseか自分で好きなほうを選んでね。最後に今後リリースされるであろうゲーム映像が映しだされます、中にはFF15や今月出るサムライスピリッツなんかの映像もありましたね。 

 

 

ここからが感想ですが、どこでもモニタを選ばずに遊べるお手軽さはとても魅力的ですね。コントローラと通信環境さえあればコンソールやPCが無くてもプレイを再開出来るなんて夢のような話です。高額なゲーム機やPCを買う必要がなくStaida PROに加入するだけで最高品質で遊べる点も素晴らしいです。一昔前は回線速度とかの問題もありストリーミングで4K画質のゲームが遊べるなんておとぎ話でした。

 

gigazine.net

 半年前の記事ですが、固定通信の世界平均が46Mbpsでモバイル通信の世界平均が22Mbpsとのことです。これだけ見るとようやく通信技術やインフラが追いついてきた感じでしょうか。ただモバイル通信の場合はたとえ10Mbpsの帯域で遊んだとしても数十分でGiga単位で消費されていくので通信容量には注意が必要です。今後5Gも出てきますが、いきなり使い放題は考えづらいですね。あとは、PCゲームの文化的なMODがどうなるか気になります。先にバルダーズゲート3の話がありましたが、日本のパブリッシャーが翻訳版をリリースしてくれなければ有志の日本語化MODに頼る必要が出てきます。。 

 心配な点をあげればきりがないですが、『Googole Stadia 』もまだまだ詳細が不明な点も多いのでこれからのアナウンスできっと解明されていくことでしょう。ひとつ言えるのはStadiaはゲームの未来形として今後目が離せない存在になってきそうです。Sonyマイクロソフト任天堂がどう対応しくるのかも見物ですねw