先日1週目(Aルート)をクリア出来たので、2週目(Bルート)を始めました。今度は9S視点でストーリを追うことになります。所々2Bと別行動しているので、その補完が主になります。また2週目では機械生命体についての紙芝居風の語りが随所に挿入されます。ただ、一緒に行動している部分は変わらずで大部分は同じ内容になるのでかなり退屈です。。やってて寝落ちすること数回。。
あと1週目と変わってくる点としては、9Sは戦闘モデルではないので主に機械生命体をハッキングして戦うことになります。ハッキングするとシューティング風のミニゲームが始まり相手のコアを破壊すると成功です。最初は目新しくて新鮮味があるのですが、やってることは単調で敵配置のパターンも少なく、ギミックが追加されることもないのですぐに飽きがきて作業感が半端ないですw 敵と戦う度にハッキングするのでかなりの回数をやることになるので、これがまたツライw
めげることなく何とかイブを倒して2週目をクリア。ちょいちょい敵の攻撃パターンが追加されていて全体的に少し難易度があがっています。そしてようやく本編といわれる3週目(Cルート)に突入することが出来ます。ここでA2を操作出来るようになりますが、操作性は2Bとあまり変化ない感じです。A2にはバーサーカーモードなる自身のHPを削って攻撃力アップ的な戦い方が出来ますが、あまり活躍する機会はなかったですね。ラッシュをかけたい時に小まめに使っていく感じだったのかな。。
A2編では砂漠でヘーゲルを倒すのは結構面白いバトルでした。降りてきて分離している間に、相手の攻撃を回避しつつ近接攻撃で如何に削れるか的な。連続でくる相手の攻撃を効率的に回避しつつ近接攻撃を間に挟んでいけるとなかなかの爽快感です。あとは自動回復が強いと相手が飛んでいる間に回復出来るので、少しの被弾は覚悟でゴリゴリやってもよいのかも。
終盤になると突如として現れた巨大な塔に登ることになりますが、塔に入るのに9Sで3つのアクセスキーを集める必要があって、ハッキングという名の作業ゲーを永遠と繰り返しつつキーを集めます。塔に入っても相変わらずのハッキングと、ここでまさかのシューティングゲーまで発生します。塔に登る過程で色々な事実が判明して物語も佳境に進んでいる感が出てきます。アンドロイド達の秘密を機械生命体経由で知るってのも皮肉なものです。
途中、機械生命体ネットワークの概念なる敵と戦います。段々話の理解が追いついていかなくなってきますw たびたび過去作との繋がりを示唆する内容が出てくるので、そこで内容がわかるとまた物語の深みを楽しめるのかもしれません。逆に本作から始めた人はそこはかとなく置いてきぼり間を感じるのではないでしょうかw
塔を屋上まで登ると9SとA2が戦うことになりクライマックスを迎えます。ただクライマックスが盛り上がるかというとそうではなくて、何も救われない終わり(と感じました)を迎えます。『個人個人では救いはあった』とか、『そもそも最初から救いなんてなかった』とか、解釈は様々だと思いますが詰まる所それが楽しさに繋がっているのかが私には少し疑問でした。
そして本当のクライマックスはスタッフロールにありましたw まさかのスタッフロール中にシューティングゲームが始まります。こんなに忙しいスタッフロールは最初で最後ではないでしょうかw 見て下さいこの難易度、スタッフロールまでいってクリア出来ない。。なんて笑えない状態になるのではと一瞬肝を冷やしましたがちゃんと救済処置があって、クリア出来るようになっています。誰かのセーブデータを犠牲にしてですが。。