一期一会のGame Blog

遊んだゲームの紹介とプレイした感想だったり攻略内容を記録するブログです。

【レビュー】奪われた玉座:ウィッチャーテイルズ

 

 

 

f:id:Edogawa:20190422010257j:plain

『奪われた玉座:ウィッチャーテイルズ』のレビューです。

ネタバレなしでタイトルの紹介と感想を書いていきます。

 

プレー状況:クリア済

プレイ時間:30時間ほど

ハマれる人

  • ウィッチャーシリーズが好きな人
  • ストーリを重視したい人
  • 詰将棋の様なパズルが好きな人

良かった点

  • ウィッチャーの世界で繰り広げられる冒険譚が楽しめる
  • カードバトル初心者でも楽しめる明快なルール
  • 各サブストーリで迫られる選択は常に結果を伴い緊張感とメリハリがある
  • パズルバトルを解けた時の爽快感

ストーリー

本作はウィッチャーのサイドタイトルとなり、リヴィアとライリアの女王メーヴが主人公となる物語です。ゲラルトやダンディリオンもほんの少しだけ出てきますが、本編のにはほとんど絡んでこないため、いつものウィッチャーと女魔術師達の活躍を期待していると当てが外れるかもしてません。ただ、メーヴ女王の物語も選択と結果が常に伴う決断を迫られる内容となっていて、本編同様にドラマ性のある物語が楽しめます。

ストーリーはニルフガード軍が北方諸国へ攻め込んでくるとこから始まり、ニルフガードとの戦争に打ち勝ち北方の脅威を振り払うために各地を旅する内容となっています。マハカムなど馴染みのある場所にも行けます。メインストーリー以外にもイベント毎にショートストーリが散りばめられていて、選択した内容ごとに結末が変わり仲間も変わる(選択によって仲間になったり、行動指針に不服があると出て行ったりします)ため選択を選ぶ際には慎重にならざるをえない緊張感があります。常にオートセーブがされているため、リセットしてやり直し出来ない点も選択に重みをもたせる意味で個人的には良かったと思っています。総じて選択の重みといったメリハリと、聞きなれた地名を旅することが出来てウィッチャーの世界にどっぷり浸かれる点は非常に良い点でした。

f:id:Edogawa:20190421233349j:plainシリーズでおなじみのマハカムの地にも足を踏みいれ様々な事件に遭遇します。

 

カードバトル

戦闘はグウェントでのカードバトルとなります。ウィッチャー3のグウェントと違い列が自他共に2列ずつとなっています。ウィッチャー3ではグウェントは全くやってなく、カードゲームに分類されるゲーム(ハースストーンとか)もやってこなかった人間ですが、それでも十二分に楽しむ事が出来ます。バトルも1試合で勝敗が決まるショートバトルと3試合で勝敗が決まるスタンダートバトル、あとはパズル要素が強いパズルバトルの3種類に分かれていて、飽きのないよう多種多様なバトルでプレイヤーを飽きさせないような工夫がされています。メインシナリオを進めていくうえで、各カードの使い方を学んでいき必勝パターンが出来てくるとバトルに負けることもなくサクサク進めることが出来ます。強いカードが揃ってくるとずっと俺のターンが出来て爽快感が増します。カードの絵柄も魅力的で描かれているキャラが動きます、そのためキャラを感じることが出来るというか愛着がわいてくるのは不思議なものです。

f:id:Edogawa:20190330221155j:plain敵はニルフガード軍のみならずモンスターとのバトルもあります。

 総評

タイトルの紹介を記載してきましたが改善してほしい点をあげるとするならば、下記でしょうか。

・マップでメーヴが障害物に引っかかるのがストレス
・中盤のストーリに少し起伏が少なく、中だるみしてしまう
・パズルバトルのカードの説明が分かりにくいものがある

ただ本作は上記を上回る魅力を持っている作品であることは前述のとおりです。ウィッチャーシリーズは好きだけどグウェントは敬遠していてカードバトルが心配な人、気になっているけどウィッチャーシリーズ未体験な人、そんな人にこそ遊んで頂きたいタイトルだと思います。見た目は地味なタイトルですが、どっぷりハマれるポテンシャルを持っている優良タイトルの一つです。

#本タイトルのPS4版はPSストアからのダウンロード販売のみですのでご注意下さい。